
参加者

IOWNデベロップメントビジネス事業部
T.O

ソフトウェア開発ビジネス事業部
S.Y

ICTオペレーションビジネス事業部
A.S

ソフトウェア開発ビジネス事業部
K.M
今回は、育児と仕事の両立に励む4名のパパ社員にお集まりいただきました。ライフステージの変化に合わせて、どのように働き方を選び、どんな悩みや気づきを得てきたのか。制度の活用やチームの支え、子どもとの時間の過ごし方、そしてこれからのキャリアのこと…。
社員のリアルな声で、NTT-ATシステムズの“働きやすさ”の理由をお届けします。
インフラ整備に開発、運用まで。パパたちの仕事事情
T.ONTT東日本の商用サービスに関わる、クラウド基盤の構築や運用を担当しています。クラウドインフラエンジニアとして、サーバやネットワークといったインフラ環境を整備し、サービスの安定稼働を支える仕事です。
K.M私は、業務システムの開発に携わっています。設計からプログラミング、テストまでを一貫して担当。現在は、会社のリモートスタンダード(遠隔勤務)制度を活用して、完全リモートで勤務しています。
S.YK.Mさんと同じ開発部門で働いています。業務内容は、社内外で使われるシステムの設計やプログラム開発です。最近は特に、プロトタイプ開発など研究色の強い業務に関わることが多いですね。
A.S私は、社内の業務効率化を支えるシステム運用を担当しています。たとえば、社員番号などのID情報を管理するシステムや、決裁業務を行うワークフローシステムの運用をサポートしています。

育休・時短勤務、どう使った?どう支えられた?
T.O第一子のときは、専業主婦の妻に任せきりでした。でも、第二子と第三子のときは、それぞれ半年ずつ育休を取得。最初は妻の復職がきっかけでしたが、上の子もまだ小さくて「協力して育児をしていこう」と話し合って決めました。たしか、当社の男性で最初に育休を取ったのはK.Mさんでしたよね?
K.Mそうですね。親会社の社内サイトで「国から給付金が出る」といった情報を見て、夫婦で話し合った結果、私が1年間育休を取ることにしました。そのほうが家計の面で合理的だったからです。妊娠がわかった段階から上司やチームに相談して準備を進め、2人目が生後8カ月のときに妻とバトンタッチして育休スタート。その後の約10カ月間は、日中は私だけで2人の子どもを見ていました。
T.O前例がすでにあったおかげで、チームにも相談しやすかったです。本当に心強かったですね。
A.S私は第一子が生まれた一昨年に、3カ月間育休を取りました。上司から「育休を取れるけど、どうする?」と声をかけてもらったのがきっかけです。出産予定日より3週間早く生まれたので、引き継ぎを調整してもらい予定より1週間早く育休に入りました。
S.Y私は育休は取っていませんが、4年ほど時短勤務で働いていました。子ども2人の保育園送迎が必要だったので、朝と夕方、両方の勤務時間を短くして対応していましたね。
K.M朝って本当に、思った通りに進まないですよね。
S.Yそうなんです。子どもが靴を履きたくないと言ったり、突然トイレに行くと言ったり(笑)。今は下の子も小学校に上がり通常勤務に戻っていますが、当時は時短勤務でなければ対応が難しかったと思います。
子育ての時間が、仕事のヒントになる?
T.O私にとって一番大変なのは、実は“仕事”よりも“土曜日”なんです。妻が土曜出勤なので、朝から晩までワンオペで3人の子どもと過ごします。体力的にも精神的にもハードです(笑)。でも、例えば習い事の付き添い中に仕事のアイデアが浮かぶこともあるんですよね。強制的に仕事から離れる時間がリフレッシュになって、良い気づきにつながることがあります。
K.M私はどちらかというと、仕事と家庭はきっぱり分けるタイプです。子どもと過ごす時間は完全に“パパモード”で、仕事のことは一切考えません。育児の経験が直接仕事に活きたという実感はないんですが、どちらか一方に偏らず、バランスが取れていることで気持ちが安定しているのかな、という感じはありますね。
S.Y私は切り替えがあまり得意ではありません。保育園の送り迎え中に、つい仕事のことを考えちゃって、園の玄関前で「いかんいかん」と我に帰ることもしょっちゅうでした(笑)。
T.Oそれ、すごく分かります。私も組んでいるプログラムがうまく動かなかったりすると、「こうした方が良かったかな」とか、「明日あれを試してみよう」って、なかなか頭から離れなくて。子どもと過ごしていても、頭の片隅で考え続けちゃうんですよね。
S.Yまさに、それです(笑)。
T.Oだから、分断勤務制度には助けられています。たとえば、子どもの体調不良で迎えに行くことになったときも、いったん業務を中断して落ち着いたタイミングで続きを進められる。柔軟な働き方を会社が支えてくれるのは、本当にありがたいですよね。
A.S実はその制度、なんとなくしか知らなかったので、密かに学びになりました(笑)。私も仕事を引きずりがちなタイプですが、子どもとの時間が良い意味で“強制終了ボタン”になっています。お迎えに、ごはんに、お風呂に…やることが次々あるので、自然と仕事から頭が切り替わるんですよね。むしろありがたいと思うこともあります。
柔軟に働けるのは、仲間と制度のおかげ
K.M私はいま、遠隔勤務制度を活用して福岡に住みながら働いています。グループ会社で制度が導入されたのを知り、「うちでもできないか」と要望を出したのがきっかけでした。社内に前例はなかったのですが、否定されることなく「どうすれば実現できるか」を一緒に考えてもらえて、本当にありがたかったです。
S.Y制度の整備もありがたいですが、それ以上に現場の風土に支えられていると感じます。子どもが急に熱を出して休まなければならないときも、上司が「今日は無理しないで」と自然に声をかけてくれる。その一言があるだけで、心の余裕が全く違います。
A.Sうちの部署も、チームで支え合う文化がしっかり根付いていますよ。「担当者がいないから今日は無理」とはならないよう、普段から属人化を防ぐ工夫をしています。急な休みがあっても、誰かがカバーできる体制が整っているし、“お互い様”という意識も自然と育まれていると思います。
T.Oお客さまとの関係でも、“お互い様”の気持ちは感じますね。NTTグループ内の案件が多いこともあって、育児や家庭の事情に理解のある方が多い印象です。
S.Y周囲の理解や制度に支えられているからこそ、ライフステージに合わせて働き方を選べる。私はいま、子どもとの時間を最優先にしていますが、将来的には仕事にもっと力を入れたい気持ちもあります。介護や自分の健康など、これからの変化にどう対応できるか不安になることもありますが、「それでも続けていける」と思える安心感があるのは、大きいですね。

自分にとって“正解”の働き方をつくれる場所
A.S当社の良いところは、困ったときにちゃんと相談できる環境があることだと思います。育児や家庭のことで調整が必要なときも、きちんと話せば理解してくれる人がいる。制度だけでなく、そういう風通しの良さに日々支えられています。
S.Yそうですね!ここでなら、自分らしさを大切にした働き方がきっと実現できるはず。ぜひ安心して入社してきてほしいです。
K.M例えば、私にとって一番大切なのは心の安定、次に家族、そして仕事です。だから、いまの環境にはとても満足しています。これから社会に出る皆さんは、何を大切にしたいかをしっかり考えて、ぜひ自分に合った選択をしてください。
T.O日々新しいことを知れるのが、この仕事の面白さのひとつです。中途で入社した私が改めて思うのは、本当にいろいろな価値観や背景、ライフステージの人たちがいるということ。そして、その“違い”こそが組織に新しい風を吹き込み、会社をもっと強くしていく力になるということです。気持ちよく働ける環境をともにつくっていける仲間が増えることを、心から楽しみにしています。