ネットワークイノベーションビジネス事業部
E.Y
入社年:2021年

入社の決め手は?
元々ものづくりが好きで、大学時代はネットワークやプログラミングを学んでいました。学んだ知識を活かせる仕事を探すなかでNTT-ATシステムズに出会い、インターンシップに参加。実際に社員の皆さんと接してみて、穏やかな社風が強く印象に残りました。堅苦しさがなく、雑談が飛び交うオフィスの空気感に「ここなら自然体で働けそう」と思えたのが入社の決め手です。
困ったときにはすぐに相談ができ、今もその印象は変わっていません。むしろコロナ禍を機に、リモートワークでもスムーズに仕事が進むIT環境が整備されて、より働きやすくなったと感じています。
今、どんな業務を担当していますか?
NTT東日本の研究開発センターで、フレッツ光のルーターに関する設計・構築・検証を担当しています。ルーターとは、インターネットや電話、配信サービスなどの「通信の通り道」を整える装置。ご家庭のWi-Fiにもありますが、私が業務で扱っているのはその大規模版です。契約内容や使い方に応じて通信の設定は異なるため、装置が正しく動くかを一つひとつ検証し、問題があれば修正します。わかりやすく言えば、スムーズな通信のために道路の点検と整備をする仕事です。
印象に残っているエピソードはありますか?
入社して間もなく、次世代サービス「フレッツ光クロス」に関連する研究開発プロジェクトに携わることができました。自分が検証に関わったサービスのプレスリリースが発表され、「これ、自分がやってたやつだ」とスマホで見た瞬間は、なんとも言えない達成感がありました。自分の仕事が社会とつながっている実感を得られた出来事でしたね。
働くうえで、大切にしていることは?
通信インフラを支える仕事だからこそ、責任感と探究心は常に意識しています。もしネットワークが止まれば、電話がつながらず緊急通報すらできなくなる。「決して止めてはいけない仕組み」に関わっているという自覚を持って取り組んでいます。
とはいえ、入社当初は知識が足りず、現場で戸惑うことばかり。先輩方に助けられながら一つひとつ学び、今では後輩に教える立場になりました。成長には、周囲のサポートと自ら学び続ける姿勢の両方が大切だと実感しています。特に意識しているのが「情報収集」。変化の早い分野なので、生成AIや動画配信サービスといったツールを活用しながら、常に新しい知識を自分で取りにいくようにしています。
NTT-ATシステムズのどこに魅力を感じますか?
世に出る前のネットワーク装置に触れられるのは、技術者としての大きなやりがいです。普段見かけないような大きな装置を扱うときは、家電好きが新製品にワクワクするような感覚になります。
働き方の柔軟さも魅力の一つです。リモートと出社を自分で調整できるので、業務や体調に合わせて無理なく働けます。また、社内の雰囲気がフラットで話しやすいのもありがたい点。チーム内はもちろん、他部署の方とも気軽にやりとりができて日々を過ごしやすい環境であると感じています。

プライベートとの両立はどうしていますか?
休暇が取りやすく、あらかじめスケジュールを立てれば、仕事が忙しい時期でも趣味の予定を組みやすい環境です。私は音楽が好きで、ライブにもよく行きます。社内に同じ趣味を持つ仲間もいて、一緒にイベントに参加したこともあるんですよ。
仕事がハードなときほど、好きなことをしてしっかり息抜きすることで、次の日からのモチベーションにつながります。人生において大切にしたい軸を持って自分に合うバランスで働くことが、結果的に仕事にも良い形で返ってくると感じています。
一緒に働きたいのは、どんな人ですか?
ITに興味がある方なら、専門的な知識がなくても大歓迎です。ネットワークに関心がある、プログラミングが好き、パソコンに触れるのが楽しい。そんな「好き」からのスタートで十分だと思います。大切なのは、自分から学ぼうとする姿勢があること。そして、仕事だけでなくプライベートも大事にしながら、IT技術に前向きに取り組める人と一緒に働けたらうれしいです。